ガチャを構成する¶
このページでは、ガチャの概要と、ガチャを構成するための手順について説明しています。ショップはコンソールを使って構成していくため、運用担当者向けの内容です。
Info
本機能はβ版のため、将来仕様が変更する可能性があります。
ガチャの概要¶
ガチャはランダム型アイテム提供方式を実現するための場です。例えば以下のガチャでは、1回300コインのガチャが販売されており、画面下には出現確率が表示されています。
ガチャの機能¶
UI Kit のガチャは、以下のような機能を有しています。仕様の詳細は、本ページ下で説明しています。
- 販売期間の設定
- 利用通貨の表示設定
- 所持残高の表示と残高不足の場合の導線設置
- デザインのカスタマイズ
- Google Analytics を使ったデータ分析
- 初回無料アイテムの設定
- 出現確率の表示設定
- 利用規約へのリンク表示
- 複数のサンプルコーデの表示
- 各アイテムの着用イメージ
Info
UI Kit のガチャは、ガチャとして最小限の機能を提供しています。機能が不足している場合、独自のガチャを実装し、RESTful API を使って Avatar Play と連携する方式を検討してください。
初回無料アイテム¶
ユーザ(アバターID)にとって、そのガチャの初回購入を無料とする場合に利用します。設定した場合、初回は初回無料アイテムの中から選ばれます。初回無料アイテムを引けるのは、1ユーザ1回に限定されます。
個別のガチャとガチャの一覧¶
自社アプリから個別のガチャにリンクできますが、販売中ガチャを一覧するページへリンクすることもできます。ショップと異なり、利用通貨が異なるガチャを含め、販売中のガチャ全てが一覧に表示されます。
ガチャの作成から公開¶
空のガチャを作成する¶
コンソールのガチャから、空のガチャを新規に作成できます。アイテムは、ガチャ詳細の「販売アイテム情報変更」より、アイテムIDを指定して登録します。
アイテムパッケージライセンスから作成する¶
アイテムパッケージライセンスに含まれるアイテムから、ショップを作成できます。コンソールの「購入済みアイテム > 詳細」から、「ガチャを作る」をクリックしてガチャを作成できます。このとき、ガチャの販売終了日時の初期値がライセンスの終了日時に設定されます。課金販売できないアイテムは、自動的に初回無料アイテムとして設定されます。
通貨の定義¶
ガチャ画面に表示される通貨を自社アプリに合わせるために、通貨定義から通貨を定義します。この設定は組織のマスターデータとして UI Kit 共通で利用されます。
販売アイテム情報変更¶
ガチャ詳細の「販売アイテム情報変更」より、アイテムの並びや出現確率を変更できます。
出現確率は値で入力しますが、個別のアイテムの出現確率は以下計算式で決定されます。
アイテムの出現確率 = アイテムに指定した値 / アイテムに指定した値の総和
初回無料アイテムと、2回目以降のアイテムは別のグループとして扱われます。
ガチャの公開方法¶
ガチャを公開(販売開始)するためには、ガチャ詳細の「基本情報変更」より、ショップを有効化し、通貨と販売開始日時を設定する必要があります。
販売終了日時の注意点¶
販売終了日時を過ぎるとガチャへアクセスできなくなりますが、アイテムを付与できなくなるわけではありません。アイテム付与できるかどうかはライセンスの有効期限から判定されます。
ガチャのテスト¶
テスト方法を参照ください。
注意点¶
重複アイテムの取り扱い¶
Avatar Play では、アイテムを複数所持する概念がありません。所持数を保持しておく必要がある場合、自社アプリ側で対応する必要があります。